こんにちは!漫画大好きなぽんがこの世で
一番好きな漫画を紹介したいと思います!!
それは「カイジ」です!!!
本当に…一番好きな漫画です…
福本作品全般好きですが、特にカイジが好きです!(次点で銀と金)
おすすめの漫画を教えてよ!と言われると迷わず「カイジ」と答える自分ですが、
読んだことない人でも
あーあの…アゴが…尖った…
ギャンブル漫画でしょ?
実写で藤原竜也が出てたやつ!
あの…生きるか…死ぬか…みたいなやつ??
と、読んだことなくても特徴を捉えてるのすごいなと思います
(カイジの内容知らなくても大体この返答のどれかが返ってくる)
たまに
あっ麻雀のやつね!
と言われることあるけど、「あれ…もしかしてアカギ勘違いしているのかな…?」と思いながらも
17歩編は麻雀やってるし…と思い直して元気よく
…そう!!!
と答えてます
ただ今回紹介したいのは「カイジ」ではなく、「カイジ」に登場する
「一条聖也」という悪役が主役のスピンオフ「イチジョウ」の方です!!
カイジのスピンオフについて
カイジのスピンオフを読んで
えっ?!カイジ本編と全然違うじゃん!
と思った方は多いと思います
実際リアタイで追ってる自分もそう思います
カイジスピンオフは原作のようなひりつく展開は一切なく、基本的にギャグ路線なので「カイジ」を読んだことのない人が読んでも面白いと思います
原作を読んだ人も時折原作ネタを入れてくるので楽しめると思います!
また、基本的に読み切り1話完結型なのでどこから読んでも面白いのでオススメです
1巻はみんな悪い笑顔で右手に何か持ってるのが統一されてて面白いですね!
中間管理録トネガワ(連載終了)
原作の利根川は蛇のような男で冷酷、無常さを持ち合わせていました
余談ですが、2021年にニコニコ動画でオンライン配信があった福本先生のトークショーにて「こりゃめでてーな伊藤さん」が「利根川って鉄骨渡りの時、本当に電流切ったんですか?」と福本先生に質問した際に、「切ってない」と回答がありました
えっっっっ?!?!?!?切ってないの???????
石田さんや佐原や星になった仲間たちを思うとむごい…
原作ではカイジの前に立ちはだかる強敵であり、焼き土下座を成し遂げた漢気溢れる人物ですが、
スピンオフはギャグテイストなので冷酷な利根川幸雄をコミカルに描いています
部下を失望させてしまった利根川先生が汚名返上のため、起死回生のバーベキューをする回
トネガワ全10巻の中で一番好きな回です
ちなみに、最初は個性あふれる黒服達の顔と名前が一致しませんが、全巻読むと全員黒スーツにサングラス、同じような髪形なのに見分けることができるようになります
中間管理録トネガワ – 福本伸行/萩原天晴/三好智樹/橋本智広 / 第1話 紹介 | コミックDAYS (comic-days.com)
2018年に放送されたアニメ「中間管理録トネガワ」のOP曲の歌詞で「天才とは違う、努力の賜物です」とあって、利根川幸雄って「天才」「冷酷」というイメージがあったのですごく感銘を受けたことを覚えています…すごいぜ川谷絵音…
トネガワは2018年にアニメ化もされているので興味ある人はアニメを
是非とも観てみて下さい!U-NEXTで視聴できるよ!
焼き土下座で失脚する前の利根川幸雄の物語「中間管理録トネガワ」
本編で見せた冷酷さを微塵にも感じさせないほど、上司からの圧倒的パワハラや無茶ぶりに耐え抜き、部下の接し方にも悩むという人間らしさが垣間見える等けっこう違います
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U-NEXTの特徴
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原作カイジのアニメも観れるのでマジでおすすめです
1日外出録ハンチョウ(週刊ヤングマガジンにて連載中)
原作の班長は地下の市場を掌握し、自身が負けない賭場を定期的に開催することで弱者から半永久的にお金を巻き上げる仕組みを作った狡猾な男でした
地下チンチロ編で登場する班長大槻は中ボス的存在!
個人的にカイジ原作で一番好きなのが「地下チンチロ編」です
現在連載中の「ハンチョウ」も、班長自身、カイジ本編よりも味わい深く憎めない性格になっており、非常にグルメで博識なので毎回読んでて楽しいです
地下暮らしでない我々は当たり前ですが、365日24時間、地上で暮らします
日常生活の大半を地下で過ごしている班長が手にする「24時間外出できるという特権」の中で如何に楽しく、美味しいものを食べ、ゆっくり休むのか…本気で24時間をどのように過ごすことで自分が楽しめるか追い求める彼を見るのは非常に楽しい
ハンチョウの話の大半は外出録なので、遊んでばかりに見えるけど普段キツイ肉体労働に耐え抜いたからこそキンキンに冷えたビールは美味しいし、当たり前のように思える地上での生活は我々の目を通すよりも鮮やかに思えるのです
「ハンチョウ」を一文で表すと「贅沢な大人の夏休み」
カイジに出会い全ペリカ没収される前の大槻班長の物語「1日外出録ハンチョウ」
ハンチョウ第1話を読む
スピンオフ「ハンチョウ」を読むとむしろカイジの存在が悪なのでは?と
思うくらい班長大槻のことが好きになってしまうっ…!
1日外出録ハンチョウ – 福本伸行/萩原天晴/上原求/新井和也 / 第1話 玉座 | コミックDAYS (comic-days.com)
ハンチョウもイチジョウも最新刊が2022年10月6日発売!
予約、お忘れなく!!!!
上京生活録イチジョウ(モーニングにて隔週で連載中)
帝愛グループ裏カジノの店長「一条聖也」
カイジの前に立ちはだかる悪役としては人間味のある方だと思います
おそらく高卒で帝愛グループに入社し、7年間の下積み時代を経てコツコツと努力した結果、若くして帝愛グループ幹部候補に上り詰め、裏カジノの店長に就任しました
圧倒的才能!というタイプではなく上昇志向と忍耐強さが功をなした結果だと思います
また、カイジの沼への工作「建物を傾ける」という常人にはできない発想に気付く等優秀さもうかがえます
ただ、スピンオフの一条は「カイジの敵」ではなく、10代の何も持たざる若者として徹底的に描かれています
帝愛入社前のまだ何者でもない10代の頃の、一条聖也の物語「上京生活録イチジョウ」
「中間管理録トネガワ」「一日外出録ハンチョウ」「上京生活録イチジョウ」いずれ物語主人公は「カイジに出会う前の悪役」です。また、話の構成(原作)は天下のハギテン先生(萩原天晴)が全て手掛けています。
スピンオフ「イチジョウ」の魅力に迫る!
カイジ破戒録「沼編」に登場する帝愛系列の裏カジノの店長「一条聖也」とその右腕であった主任「村上」による「野望と困窮の上京物語であるっ…!
大学に進学できな…行かなかった一条聖也と一個下で高校中退した
後輩村上が、岡山から上京して二人暮らしをする、そんな話です
上京生活録イチジョウ – 福本伸行/萩原天晴/三好智樹/瀬戸義明 / 第1話 東京 | コミックDAYS (comic-days.com)
ちなみに連載開始時、公式アカウントが突如現れ、タイトルを予想する企画がありました
🎰新連載記念…!タイトル予想キャンペーン…!🎰
— 【公式】『上京生活録イチジョウ』@モーニングで連載中 (@ichijo_morning) January 13, 2021
こちらのアカウントをフォローの上 #一条聖也 をつけて『〇〇〇〇録イチジョウ』に入る4文字をツイートしてください。正解者の中から抽選で1名様に、担当編集より感謝の思いを込めたお電話を差し上げます。1月20日(水)23:59〆切
詳細はこちら↓ pic.twitter.com/X4AzhJWiuH
「地下脱出録」と挙げている方が複数人おり、地下脱出録だったらよいなぁ面白そう!と思いましたが、正解は「上京生活録イチジョウ」でした!正解者は出なかったみたいですね
1050年地下行きを命じられた彼が這い上がる様を見たかったなという気持ちもあるけど、田舎から上京してきた一条の青春物語とはまさかすぎる設定…読めば読むほどハマってしまいます
スピンオフは全部カイジと出会う前の時間軸で統一されてるんですね
スピンオフ主人公、一条聖也って?
「カイジ」原作でカイジの前に立ちはだかる帝愛グループ系列裏カジノの店長
最初はカイジをモニター越しに見て、「紛れ込んでいるじゃないか1匹…名うてのギャンブラーがうちに…!」と言っていましたが
目にかけてもらってるNo.2黒崎様がこんな調子でカイジを褒めてから
露骨にカイジに対する敵対心を剝き出しにするようになり、最終的にカイジの安い挑発に乗ってしまい、自ら破滅への道を進んでしまいます
初登場時は常に笑顔を張り付けたような表情だった彼ですが、カイジと敵対し徐々に追い詰められていきあろうことかギャラリーの前でカイジに向けて接客業にあるまじき暴言を吐きます
……これは客、ドン引きなのでは?????
(仮にカイジに勝利し助かったとしても客足が遠のいて営業が死ぬのでは????)
カイジだけならまだしもおそらく普段、裏カジノを利用している他のギャラリーもいるのに関わらず、罵る一条…接客業としてあるまじき行為っ!
お互いの「破滅」をかけた戦いなのでこのように取り乱してしまうのは分かるのですが、おそらくこのような接客態度を原作で何度も繰り広げたためかスピンオフ「中間管理録トネガワ」第23話「接待」にて「接待が下手」という設定でネタにされてしまいます
このように寵愛を受けている黒崎に褒められたカイジ君を目の敵にする等「認められたい欲」はゴリゴリにある方だと思います 作中でも向上心が高く、そのためにならどんな過酷な環境でも耐え抜く芯の強さがうかがえます
見た目が派手なわりに陰湿、卑屈といったちぐはぐさ、ギャップが好きです
回想シーンで、高校時代の同級生ら3人と偶然再会し、ご飯を食べにいくシーンがあります。会話の雲行きが怪しくなると一条自身の鞄に盗聴器を仕込ませ、席を外します。一条が離席した際に、「優秀だったのに、カジノなんかで働いてざまぁみろ」と言う同級生たちの悪口を聞きながらニヤニヤし、「お前らはシェルターに入れてやらない!」と思ったりとか、カジノで不正を行ったクズ共の制裁(血のマニキュア)をした後、盗聴器を仕込んで負け犬の愚痴を楽しむ等人としてやばい一面があります
一条って敵だけど人間味があり普通に努力を惜しまない人物なので
好きなんですよね、敵サイドで憎めないキャラクターNo.1
カイジに敗れ、7億2910万円の損失を出した一条は当然の如く兵藤会長の怒りを買い、地下懲役の目安である「1000万円の借金で15年」で7憶の損失なので15年の70倍で1050年地下行きを命じられました
余談ですが、2021年にニコニコ動画でオンライン配信があった福本先生のトークショーにて「こりゃめでてーな伊藤さん」が一条について福本先生に質問した際に「1052年地下行きになって~…」と話していて「2年増えてるやん、かわいそう」と思いました、消費税増税したからかな
でもこのトーク聞いて、そもそも2910万円分おまけしてもらえていることに気付き、兵藤会長の優しさを感じました(多分気付いてないだけ説濃厚だけど)
スピンオフに登場する一条は帝愛とは無縁?な高校卒業後すぐ上京し、
「成功したいけど、何者にもなれない若者」です
村上って?
今回一番びっくりしたキャスティングされた村上「えっ村上出すんだ?!?!」と本当に
ビックリしました、カイジ読んでる人でも
あっこの人名前あったんだ…
って思うと思います
村上とは裏カジノ、一条店長の右腕的ポジションである、役職は主任
村上主任は裏カジノの看板であり、大事な商売道具である「沼」の釘打ちを任され一条と1日交替で担当しているところをみるに優秀かつ信頼されている人間であることがうかがえます
また、危機回避能力が高く、カイジに挑発された一条店長に「やめときますか……100%大丈夫…出る理由…というか道理はないんですが…それでも気持ち悪いからここは…!」と意見を言ったり、カイジの勝負を受けて立つことにした後も一条のサポートを行い常に最善の努力を尽くしたりと優秀なことがうかがえます
原作では裏カジノで粗相をしたクズ共を制裁と称して「血のマニキュア」という悪趣味な拷問を行った挙句こんなこと言ってた彼が
こんな感じでマイルドかつ好青年になってます
スピンオフ読むと「こんな好青年だったのに、どうして負け犬の愚痴をサカナに一杯やるのが愉悦マンになってしまったのか」という葛藤を永遠に抱くことになるよ
余談ですが、イチジョウ1話公開した際に「そもそもそのイチジョウって誰ですか?」という方もいらっしゃいますよねとこんなカンジで4ページにわたる解説があったのですが
いやっ…!そもそも村上って誰だよ!
という感じで心の中でツッコミを入れた読者の方が多かったのでは…?と思いました
ちなみに映画版では「村上 保(むらかみ たもつ)」という名前なのですが、原作やスピンオフ本編では「村上」としか書かれていないのでここでは「村上」とします
スピンオフ「上京生活録イチジョウ」ってどんな話なの?
「何者でもなかった頃」の一条と一個下で高校中退した後輩村上が、岡山から上京して二人暮らしをするところから始まります
原作の高校時代の同級生に偶然再会するシーンから一条って人付き合いが苦手なことがうかがえますが、スピンオフはさらに性格を拗らせています
己のプライドの高さ故の理想と現実の差の落差の間でもがき苦しむ彼の気難しさを面白おかしく描かれています
一条単体だと胸を痛める話ばかりになりそうだけど同居人村上がいることで痛みが調和されて笑いのエッセンスになるという構成になってます
途中から村上がバイト先の人から貰ってきたハムスター(モモ太)も加わり、最初の方は2人と1匹の日常生活が中心です
最初は二人だけの日常だったのが一条のバイト先のファミレス「ジョイクルー」のバイト仲間、美沢君、山田君が加わりました 徐々に二人の世界から人の輪が広がりつつあります
ちなみにバイト仲間の美沢が初登場した第5話「大阪」の時点では、一条は美沢を毛嫌いしていました
「嫌いである」という理由としては大阪ノリを捨てきれていないこと、何よりバイト仲間の山田君と談笑していた時に、山田君の会話を聞いてダメ出しされたことで山田君の口数が減ったことを許せないと同居人村上に話します
この回で一条は美沢に一矢報いますが、毛嫌いしていた美沢から謝罪のLINEが入ったことで
繊細な一面を垣間見てしまい、「キツい言い方してすみませんでした。今度タコパでもしましょう!」と大阪から来た美沢に歩み寄った返信をします
一条も上京して漠然とした不安な気持ちや孤独感を抱えているように、一見能天気に見える美沢もまた同じ気持ちを抱えていることが今回の回で分かりました
むしろ、一条は村上と一緒に生活しているだけ不安感についてはマシかもしれない
不器用な青年時代の一条が本当にゆっくりだけど精神的に
成長していく過程を見るのが面白い
最初は(一方的に)目の敵にしていた美沢とバイト先の飲み会で終電を逃したために「歩いて帰る」という選択をした彼らが歩いて帰る回はどこかノスタルジックで線香花火のように儚い…そして青春を感じさせます、エモい
元々山田君とは仲が良い様子がうかがえますが、この回を通じて美沢との距離がぐっと縮まりました
また、この回を機に、ただの「バイト仲間」から気の置けない友人にレベルアップを果たし、村上を誘って海に遊びに行く等バイトの集まりの延長戦でなく、「休日」に遊びに行く関係に発展します
スピンオフの一条、村上は「カイジの敵」ではなく、10代の何も持たざる若者として徹底的に描かれてます
等身大の彼らが時には悩み、苦しみ、喜びを分かち合う…普通の日常生活が無限に続く「きらら」のキラキラしてない男性の日常版くらいの話ですね
初登場時に大阪から来た美沢君に合わせて「今度タコパしましょう!」と送ったメッセージが何気に実現されたりとほっこりとしてしまいます
第5話「大阪」に登場した美沢君のことを「嫌い」と言い毒付いていた彼が徐々に美沢君を知ることで、冗談を切り返せる関係になっていきます。また、美沢君も凹んでいる一条を強引に海に連れていくことで結果的に一条は立ち直ることができました。美沢君がクリスマスに彼女に振られた際は不器用な一条なりに励ます等2人の関係性の成長が垣間見れて嬉しいです
こんなカンジで、初登場時に嫌いだった美沢に一矢報いた後、気まずくなり思いやりのあるLINEの返信をしていた彼が、徐々に美沢と仲良くなり冗談を言い合える関係になったこと
クリスマスに彼女に振られた美沢に慰め方が分からないけど不器用ながら歩み寄るシーンで人間関係における成長を感じます
また、スピンオフでのみ登場するこの美沢も個人的には大好きです
美沢自身も上京したことに不安を感じているし、回を重ねるごとに繊細で思いやりのある優しい青年であることが分かってきます。年齢的にも一条より年上なので、凹んでいる一条を無理やり車に乗せて海に連れていく等面倒見の良い性格がうかがえます
今回の記事ではあまり掘り下げませんでしたが、同じバイト先の山田君はおとなしい子かと思えば、自分の人生をしっかりと見つめ直すために休学を選択する等自分を持っており、一番芯のある人間です
また、アクシデントがあっても狼狽えず、最適解に辿り着く等頭脳派で頼りになる人物です
「イチジョウ」という作品は脇役にもスポットライトが当たるため、一条含む登場人物が徐々に成長を遂げていく様をこれからも見守っていきたいです
作中きっての人格破綻者「三好」も意外な設定で登場するよ!
個人的にスピンオフと原作は別軸として読んでいますが、仮に同じ世界線だったとしたら「ところがどっこい!現実です!」の時に三好はどんな気持ちで…?!と複雑な気持ちになりますね笑
時間軸的におかしくない?という気もするけど
三好(人格破綻者)が出てくるだけで面白さある
原作「カイジ」の一条聖也同様、野望や理想が高いです。しかし、スピンオフの彼はまだ何者にもなれていないので、焦りや焦燥感がこちらにも手に取るように伝わってきます
原作の「自己評価が高い」彼は、肩書きもあるのでイコール他者の評価くらいなのかなと思うのですが、スピンオフの彼はなんの肩書きもないフリーターなのに「自己評価」が高いのでチグハグ
思春期特有の「特別な存在になりたいけどなれない自分」というチグハグさが笑いのエッセンスとなってます
スピンオフでは人間不信で、卑屈で人付き合いが下手くそな一条聖也が
本当にちょっとずつですが、成長していく様に胸がじんわりと暖かくなります
性格が悪く卑屈な一条聖也と大らかで楽観的で優しい村上が織りなすちょっと笑える日常生活を見守って欲しいです
【余談】一条って作中きってのイケメンだけど…
また、一条って福本作品で一位二位を争うくらい、イケメンに描かれていると思うのですが、原作でもスピンオフでも「顔の良さ」で得することが一度もありません
むしろ、「顔が良い」ことで兵藤会長に目を付けられ、椅子にされたり、足湯ワインを飲まされたり陰湿なイジメを受けていること、顔の良さが原因かは分からないけど同級生から「ムカつく奴だった」と悪口を言われる等ことごとく損してます
イチジョウのスピンオフ原作のハギテン先生がねとらぼの記事で以下のように答えている通り、今後も彼が顔の良さで得することはないでしょう
「利根川、班長と違って一条は美青年ですが、そっちに寄せていこうとは全く思ってないです。」
ハンチョウは限られた1日という時間の中で如何に満足するかをあらゆる角度で追い求めていくのに対して、イチジョウでは班長と比べて若さも時間もお金もあるのに、己の心に葛藤のせいで窮屈な生活を送っているのでその対比も両方読んでいる方は面白いと思います
ハンチョウは不自由の中で最大限の自由を享受してますが
イチジョウでは自由故の不自由を面白おかしく描かれてます
まとめ
性格が悪く卑屈な一条聖也と大らかで楽観的で優しい村上が織りなすちょっと笑える日常生活を見守って欲しいです
カイジを読んだことある人はもちろん、読んだことない人でもオススメです!
イチジョウ5巻は10月6日(木)発売予定!
おすすめなので是非読んでみてください!
第1話を読む
上京生活録イチジョウ – 福本伸行/萩原天晴/三好智樹/瀬戸義明 / 第1話 東京 | コミックDAYS (comic-days.com)
ハンチョウもイチジョウも最新刊が2022年10月6日発売!
予約、お忘れなく!!!!
追加情報
カイジの原画展、2022年9月29日〜11月6日の期間
開催するってーーーー!!!
墓場昇天録カイジ展(原画展)詳細について
【開催期間】
前期…9月29日(木)〜 10月17日(月)
後期…10月18日(火) 〜11月6日(日)
【開催場所】
墓場の画廊(中野店)
東京都中野区中野5-52-15中野ブロードウェイ3F
【営業時間】
平日12:00~20:00(土日祝11:00~20:00)
【公式HP】
墓場昇天録 カイジ展 (hakabanogarou.jp)