2022年9月23日公開の「映画デリシャスパーティー♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!」を観てきました
プリキュアはドキドキ!プリキュアまでは追ってたのですが、そこからまったく観ていませんでしたが、現在放送中の「デリシャスパーティー♡プリキュア」の絵柄に惹かれて最近また見始め、プリキュア沼に再度落ちました(デパプリと同時並行で今は「魔法使いプリキュア」を履修中です)
最新話ではナルシストルーがクビになったところで終わってるけど一体どうなるんだ?!?!とワクワクドキドキして劇場に訪れました
※以下、ネタバレありの感想です
未視聴の方及びネタバレを食いたくない方は画面を閉じて下さい
デリシャスパーティー♡プリキュア「夢みるお子様ランチ」感想
結論から言うと「観て良かった!!!」
デパプリを視聴してる全ての人におすすめの映画です
一言で言うと「おにぎりは世界を救う!」ってカンジの内容
おにぎりに始まり、おにぎりで終わる
このシリーズで一貫している「ごはんは笑顔」というテーマにふさわしい映画でした
開幕オープニングについて
開幕のオープニングが良かった…胸熱だった!
オープニング&戦闘シーン!個々の紹介シーンが良かった!セクレトルーさんの戦闘シーンをテレビで観るより先に観れて良かった
セクレトルーさんの出勤、本邦初公開
正直、全然出勤しないから戦えないのかと思ってたけどそんなことなかった 主役は遅れて登場するものだもんね??
セクレトルーさんとの闘いシーン…もっと見たかった
まぁ、このままデパプリ見続ければ観れるか、ワクワク
和実ゆいの母性
キュアプレシャスこと和実ゆいちゃん…推せる…
推定年齢4歳くらいのゆいが雨の中暗い顔をしているケットシーの手を取り、お手製お子様ランチを用意してあげるシーンを観て
生まれながらの女神かな?と思いました
やばくない?こんなの惚れるくない?
プリキュアって「家族愛」に力を入れてるよね プリキュアに出てくる親御さんは「無条件の愛」というか子どもにたくさん愛情を注いでいる
ゆいは大好きな両親、大好きなおばあちゃん、大好きなごはんに囲まれて「困った時は人に優しく手を差し伸べられる」素敵な女の子に育ちました
たくさんの愛に囲まれて育った優しいゆいだからこそ、幼少期ケットシーの荒んだ心を優しく溶かすことができたんだね…
余談だけどこりゃ拓海、ゆいに惚れるわ…と思いました
作中でも、ちょいちょいゆいと拓海の幼少期エピソード出てくるけど、ゆいこんなに優しくてかわいいもん…そりゃゆい一筋にもなりますわ!!!
戦闘シーン
戦闘シーンについて
①オープニングのデリシャスフィールド
②ガラクタだらけの間
③コストコとかIKEAの倉庫を彷彿させるところ
④安定のデリシャスフィールド
思い出せる範囲だとこの4シーンかな?
今作のプリキュアは敵が現れたらマリちゃんが即「デリシャスフィールド」をはるので、戦う場所が限られている
そのため、外で戦うみんなの姿を見るのがすごい新鮮だった
映画予告にも出ている「スライディングで敵のロボット達をドミノ倒しのようになぎ倒すフィナーレ」のシーンが一番印象的だった フィナーレの闘い方、わりと元の身体能力の高さが活かされててカッコいいので好きなんですよね
あと途中でゆい、ここね、らんらんが変身解除状態になる中、フィナーレ(あまね)だけが残ってて「フィナーレは妖精ルーツのプリキュア」じゃないから変身解除にならないのか!と改めて思った
昔のプリキュアでも「妖精がいないから変身できない!」的な危機が訪れるのを何回か観たことあるからプリキュアの形としてはキュアフィナーレことあまねが最強なのでは?と観ながら思いました
また、戦闘シーンは見応えがあり、「こんなアングルからの作画が見られるのか!!」等見惚れてしまいました
最後の「スペシャルデリシャストーン由来?」の謎ビームを浴びてプリキュアに準じた姿になるコメコメ達
プレシャスとコメコメは2,000kcalパンチ×2で4,000kcalをお見舞いします
「ケットシーとお話したい!」というので戦闘しながら語りかけるのかな?と思いきや、必要最小限の会話で拳で語り合うスタイル 今作けっこう「考えるな、感じろ」スタイルだよね
最後は精神空間みたいなところで和解!
もう少しパムパムとメンメンの個々の戦闘シーンでの活躍も観たかったのが心残り コメコメは変身できるけどパムメンの2人は映画限定の人間姿だしなぁーーー!!3人とも同じ背丈ではしゃいでるシーンとかかわいすぎて無理だった
あと最後のデリシャスフィールドでまさかのドリーミア本体と戦う展開で、「中の子ども大丈夫なんか??」と心配になった笑
コメコメの思い
28話でもコメコメは「強くなりたい、ゆいみたいになりたい、ゆい達を守りたい」等々、葛藤していました 開幕戦闘はセクレトルーさんだったので映画は少なくとも28話以降のお話だと思います(ナルはクビになったため)
「お子様ランチを食べる=子ども」という方程式が頭にあったコメコメは中々お子様ランチを食べません
ケットシーに「食べても良いんだよ そのまま純粋な心を持って大きくなれよ(意訳)」と言われて「おっ食べたろ!」といった調子でめちゃくちゃ食べます
同時にケットシーも「大人は汚い、でも自分も汚い大人の1人だ」と思い込んでいるため、幼ゆいとの思い出が詰まったお子様ランチを食べることができません
最後に色々あって精神的に成長したコメコメが精神世界でケットシーに話しかけたこと、ラストの「罪を償う」と言うケットシーを後ろから抱き締めるシーンでは「成長したな…」と思いました
(余談ですが、28話でフィナーレがナルに「投降しろ!」と女子中学生にあるまじきワードチョイスしてたの面白かったなということを思い出しました)
「お子様ランチ」をキーにコメコメ、ケットシー2人を救ったゆいちゃん…すごすぎる
また、ゆい達とはぐれたパムパム、メンメンが泣きべそをかく中「絶対見つかるコメ!」と2人を励ますシーンにも精神的な成長が垣間見れてよかったです
ケットシーについて
ケットシーの過去については映画で深く語られていません 断片的な流れ込んできた記憶シーンから「(ゆいにしてもらったように)人々を笑顔にしたい!」という思いを原動力に研究に勤しんでいました しかし、自身の研究が悪い大人達に悪用されてしまい、怒り狂ったケットシーは大人たちを人形にしてしまいます
「この世界に大人なんていらないっ…!」
「全ての子どもを悪い大人から守る!」と完全に自暴自棄になってしまいます
ケットシーは多くは語られていませんが「引き取った」という言葉から恐らく本当の両親はおらず、ゆいの言葉をひたすらに信じて明るい未来を信じて研究に勤しんだ末に自身が目指していた方向と真逆のことに研究が利用されてしまいます
なんていうか…同情できる悪役って良いよねっ…!
0か100かみたいな極端な思考で大人を排除してしまったケットシー
きっとケットシーの周りには「悪い大人」しかいなかったんだろうなと思うと泣けました
ラストで大人たち(同僚)とレストランを開業しているシーンで「これからは信頼おける大人もいる」ということをゆっくりでも知っていって欲しいなと思いました
あと、精神世界でゆいに「自分は約束を守れなかったのに…」的なことを言うけどゆいは悩みなくハッピーライフ送ってそうなのでそもそも約束を果たすようなつらい場面に陥ってなさそうだからそんな気に病まなくてよいよ!と思いました
また、ブラペが約束通り、マリちゃんを救い出した際、「いくら凄い発明家でもこの時代にこんなことできるハズない、スペシャルデリシャストーンの力だ…」的なこと言ってたけど結局、ケットシーの正体は分からず…
え?ケットシーってクッキングダムの住人だったりするの??
【追記】
29話を見て、「ブンドル団」がスペシャルデリシャストーン作る技術がある的なこと言ってたから悪の組織は強奪せずとも作れるのかな?
エンディング
エンディング曲はテーマパークのテーマ曲「ようこそ、お子さま♡ドリーミア」が流れます 8分12秒 めちゃくちゃ長い!
テンポが速かったり遅くなったりという不思議な曲 劇中のドリーミアに行くシーンで流れた時は「小気味悪さ」がありましたが、最後まで見終わった後に聴いた「ようこそ、お子さま♡ドリーミア」は怖さを一切感じず、むしろ明るいテンポの曲だと感じました
これ作曲した人すごいね?!
曲も映画にあっていてめちゃくちゃ良い曲だと思いました
さて、ラストシーンでは不思議な1日を経験したゆいが「大人も子どもも食べられるお子様ランチ」を販売してました なるほど、こりゃらんらんが言ってた「地球の欲望よくばりセット」なワケだ…美味しそう!1プレートで主食、副菜、デザートを食べられるの良いよね!
ゆい、そしてゆいからバトンを渡されたコメコメに励まされたケットシーは(おそらく罪を償った後)レストランを経営しています 写真の中に笑顔で食事をする彼の写真が入っていたことからゆいちゃんが言っていた「ごはんは笑顔」という言葉の意味が分かったであろう描写にウルっとしました
余談ですが、拓海が「お子様ランチなんて…」みたいな顔して一口食べた後「うまっ!」みたいな反応してたのもかわいかったです
わたしだけのお子さまランチ
プリキュアシリーズ4作品のプリキュアが共演する短編「わたしだけのお子さまランチ」
登場するプリキュアは「トロピカル~ジュ!プリキュア」「ヒーリングっど♡プリキュア」「スタートゥインクル☆プリキュア」
過去のプリキュア×お子様ランチは胸熱ですね!観ててワクワクしました また、VRみたいな視点で見るので斬新だなと思った プリキュアの夢女になってしまう
それにしても「トロピカっててヒーリングっとでキラヤバなお子様ランチ」を要求してくる女児、やりおる 女児の皮を被ったプリキュアオタクに違いない
登場したプリキュア作品をまだ観てないけど過去作のプリキュアが次々と出てくるシーンには何故か感極まってうるっとしてしまった
個人的にはヒーリングっとプリキュアののどかちゃんが気になります
まほプリ観終わったら次に観たい…
「お子さまランチ」を作りたい
「お子さまランチ」を作りたい!
作るの楽しかった!作って思ったけどお子さまランチって色んな種類のものを食べれていいですね
本当は映画の画像のように「プリン」と「フルーツサンド」を同じプレートに盛り合わせたかったけど
地獄と化すのが目に見えていたのでやめた
小ネタについて
以下、小ネタについて書いていきます
思い出したら随時追加していく予定
とにかく作画が良い
とにかく作画が良い!!!
そもそも「デパプリ」を見始めた理由が「絵柄が好み」というものでした
デパプリは箱推しで全員かわいい…妖精たち、マリちゃん、拓海もみんなお目目キラキラしててかわいい 戦闘シーンの作画だけじゃなく全部のシーンに「かわいい」が詰まってました 優勝
あまねの身体能力がエグい
スカートかつこの靴にも関わらず、ビックリするくらいポテンシャルの高さを見せつけてくるあまね
身体能力がゴリゴリに高い
オリンピック選手顔負けの身体能力の高さをドヤ顔で見せつけてくる姿はかわいくてキュンキュンしました あと途中で変身解除されてしまった3人を小脇に抱えて駆け抜けるシーンみて「力持ちにも程がある…体力おばけすぎるだろ…」と思った
ドリーミアについて
クレしん映画「ヘンダーランド」のような小気味悪さが良かった そもそもおいしーなタウンを大名行列の如く練り歩くショーの時点で「怖すぎるだろ」と思った 「子どもしか入れない」という謳い文句が怖かった クレしんの「ヘンダーランド」、「ボスベイビー2」を彷彿とさせるような「(純粋な)子どもに執着する」不気味さが良かったです
余談ですが、おにぎりエリア、パンエリア、ラーメンエリアの乗り物を「ゆい×コメコメ」「ここね×パムパム」「らんらん×メンメン」の組み合わせで終始乗るのであまねが常に一人で乗っててかわいそうだった
ジェットコースターは分かるけど、コーヒーカップとかはどこかの妖精ペアのところにあまねを入れて欲しかったなぁーー!ていうかもっと言うとアイキャッチにそろそろあまね入れて欲しいんだよなぁ…
らんらんの個性的な食レポ
毎週らんらんの個性的な食レポを楽しみにしています
特に21話で抹茶かき氷を食べた時に「口の中に京都が広がるぅ…ー!まるで慣れない着物でゆっくりしか歩けないけどその分じっくり観光できたみたいなカンジ!」的なことを言ってた時は「流石にぶっ飛んでるな」と笑いました
今回はお子様ランチがテーマなのでなんて言うかな?と楽しみにしてました
「お子様ランチは地球の要望を全て包み込んだよくばりセット」的な表現してて違和感なくて「いや、それ普通やん」ってなった
いつもなんかもっとぶっ飛んだこと言うのに今回の映画ではめちゃくちゃ普通なこと言ってたらんらん
マリちゃんについて
デリシャスストーンが反応するので胸騒ぎをしたマリちゃんはドリーミアに駆け付けます
マリちゃんは大人故に屈強なロボット達に排除されそうになりますが、偶然居合わせたゆい達に助けられます
最初観てた時「あれ…?これ結果的にマリちゃん駆け付けたせいじゃね???」と思っちゃったけどちゃんとケットシーに汚い大人に利用されて騙された過去が明らかになって「最初、マリちゃん来たせい説」唱えてすみませんでしたと申し訳ない気持ちになりました 謎ビームで人形化するマリちゃん、光であんまり見えなかったけど女児化しててもっとくっきり見たかった!
それにしてもこのマリちゃんぬい売って欲しい~~~!!!他の大人達の人形といる中でひときわ目立ってた マジでかわいい
拓ゆいについて
ブラペが「君とは初対面のハズだが…?」とゆいに言ってて「尊い…」と思った
というかゆいがブラックペッパーのことを早々に「ブラぺ」呼びしたのが狂おしいほど好きだった みんなも「ブラぺ」って呼ぶようになっちゃったし 長いもんね、ブラックペッパー
プリキュア達のピンチに駆けつけたブラぺ、既に3人抱えてるフィナーレを抱えて、ブラペもまた人間やめてるくらい力持ちやんなと思った
途中で吹き飛ばされたゆい、コメコメを支えるシーン
当然の如く「ブラペがゆいを支えてくれるんやろな」と思ってたらブラペがコメコメ、マリちゃんがゆいを支えてて「えーーーーー?!?!?!なんでーーーー?!?!?!」とビックリしてしまった 心の中のIKKOさんが暴れまわってた
エレベーターみたいなところでゆいが拓実に「拓海もお子様ランチ食べるー?」と近距離で話しかけてるシーンで爆発した この2人の絡み、イチイチかわいいんだよなぁ!
拓実の連れについて
「お子様ランチなんてガキくさいもん食べないよ」的なことを言って立ち去る拓海一向
その中の1人が来てたタコさんウィンナーパーカーがかわいすぎた
彼もおそらく中3だと思われれけどお子様ランチ食べるよりもそのパーカーのがやばない?恥ずかしくない?
プリキュア特有の察しの悪さについて
これはこのシリーズだけに言えることではないのですが、普段のプリキュアって特有の察しの悪さあるじゃないですか
(今作でいうとゆいが「ブラペ=拓実」「ジェントルー=あまね」に気付かない等)今回の映画は「なんでそんな察し良いんや」という逆転現象が起こって面白かった
分かる????あのイラストで「あの時のっ!!!」てなる???
異空間おにぎり
おにぎりは世界を救うんだなって…
精神世界?のようなところでケットシーと対話するプレシャスとコメコメ
(まるで「まどか⭐︎マギカ」みたいやなと思った)
良いカンジのことを言って最終的に異空間おにぎりをみんなで泣きながら食べるシーンで
えっ?!このおにぎり何??変身シーンで食べてるやつ???と気になって仕方がなかった
劇場の様子について
ざっと見た感じ「親子」層しかいなかったように感じる
戦闘シーンではリングを振っている子がちらほらいてほっこりした
終わった後に前の子が「新しい映画やるんだっ…!」とぼそっと呟いていたのがかわいかった あと観客マナーが良すぎてビックリした…もうね、予告中も本編中も全然喋らない… プレシャスが映画始まる前にマナー解説してくれたのもあるのかな??
ラスト「わたしだけのお子様ランチ」で、トロピカルの子が出てきた時、複数名の女児が小声で反応していたので、記憶に新しい子もいるんだなと思った
まとめ
【総評】
・おにぎりは世界を救うんだなって…
・「ごはんは笑顔!」というテーマに則したドキドキわくわくできる素敵な映画だった
・観るか迷ってる人は観た方が良い
今作では「ごはんは笑顔」という言葉がよく出てきますが、「ごはん」が人々を「笑顔」にするのではなく、ごはんを通じた人々との繋がりや対話が笑顔にさせるのだなぁと今回の映画を見て改めて思いました
正直、「デパプリ」を見始めた際に、コロナ禍で「ごはん」をテーマにしたのってけっこうすごいなと思いました 今学校では黙食でみんな前を向いて食べてるみたいだから今の時代を生きる学生達にとってゆい達のごはんを食べる時間はちょっと不思議に映っているかもしれません
ゆいが大人も子どもも「お子様ランチ」食べて良いんよ!と言ってくれたので拡大解釈して「大人も子どももプリキュア映画観て良いよね?!?!」と勇気を貰いました
良ストーリーで戦闘シーンもカッコよくて拓ゆいも観れて大満足…みんな映画観て!
【余談】デパプリにハマるきっかけを作った「けいたそちゃんねる」のにんにくさんがデパプリ映画感想動画にしててめちゃくちゃ面白かったので聞いて欲しい! 毎回思うけどにんにくさんの記憶力がやばい
プリキュアを観るなら「U-NEXT」がオススメ!
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